新宮田八景

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新宮田八景

神峰神社

本殿は、神峰山頂にあり、かみね公園入口に拝殿がある。
祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)熊野櫲墇日命(くまのくすひのみこと)で、例祭日は五月十日、七年目ごとに行われる大祭には、ささらの露払いで渡御が行われ、風流物四台が曳き出される。

 

荒屋神社

祭神は須佐之男命(すさのうみこと)で、天王様ともいう。建長二年伊賀判官四郎が病や災いを除くため祀ったとの言い伝えがある。天王様の祭りには、ご神体の石を神輿にして荒々しく揉み、さらに舟に乗せてオンネ磯の周りを廻ったものという。

 

神峰公園の桜

海と山と市街地を一望できる眺望絶景の都市公園で、園内には動物園、レジャーランド、温水プールがあり、多くの来園者で賑わっている。また日本の桜百選に選ばれた園内の桜の花も見事である。公園入口には、日立市郷土博物館画あり、郷土に関わる考古・民族・産業・自然科学等の資料が展示されていて市民の教養・憩いの場となっている。

 

浜の宮公園

宮田学区の最南端に位置し、太平洋を一望できる鶴首岬の突端にある。大正四年大正天皇のご即位を記念し、日立村青年会宮田支部会員の奉仕作業によって造成された。平成九年に公園西側にループ橋ができ、平成二十年には日立バイパスが完成し、日立市の交通の要にもなった。

 

小幡の阿弥陀堂

小幡の阿弥陀堂は、東滑川町一丁目の小幡公民館内にある。御堂内の須弥壇に木彫りの仏像が数体安置されいます。この仏像は通称「いぼ神様」といわれ、参拝人は遠くからもあります。病が治るとお礼参りには、大豆や小豆を奉納したということで、それらの奉納は現在でも行われています。

 

耳だれ観音

清幡地区にある正式名称は清水聖観音堂という。このお堂に祭られている観音様に耳の病気を持った人がお参りすると治るといわれ、耳だれ観音と言われるようになった。なお、治った人はお椀に穴を開けひもを通して奉納するので、観音堂にはいくつものお椀がぶらさがっている。

 

お薬師さま

東町二丁目の東友公民館の隣に小さな「薬師如来仏堂」があります。この土地の人々は、この御堂を「あん(庵)」とか、「お薬師さん」と呼び、「目の仏さま」として毎月の縁日には、お年寄りが集まって念仏を唱えて祈祷をしていましたが、近年にはこのお年寄りたちの姿も少なくなってきた。

 

本宮の保存林

日立化成(株)山崎事業所正門前からJR常磐線踏切のいかけてにかけて椎の木、樫木、山桜からなる林がある。ここ林は平成3年に日立市の保存林に指定された。特に樹齢300年を超える大島桜は花も美しく一見の価値がある。(開花は4月15日前後)椎の木モチノキなど幹回り5mをこえている。